解決事例1 第三者が入ることで遺産分割がまとまった例

相談前

相談者さんは長女で、お兄様が1人いました。亡くなったのはお父様で事業(株式会社)をしていました。

お父様1人が株主であり、遺言はありませんでした。しかしお兄様は自分が継ぐのだから、長女は継ぐ権利がないと言っていました。

相談後

長女の委任を受けて、法律上の説明をさせていただきました。もし頑なにされるのであれば調停や審判をすることを伝え、お兄様の強い態度にも毅然と対応することで最終的には法定相続分通りの金銭を得ることができました。

弁護士 若松
弁護士 若松
Read More
法律的には非常に明確な事件でした。法律上何らの権利もないが、慣習上こうだから、という理由で強く発言をしてくる兄弟というのは経験上ですが一定数いるように感じております。 相談段階では、法律上の知識を伝え相談者様から話をするように、と伝えましたが(弁護士費用がかかるので)、やはり難しく弁護士を間にはさむことで円満な解決ができました。

解決事例2 兄弟間で全く話が通じない人がいた例

相談前 

事前の相談で、兄弟間で1人だけ思い通りにいかず話が通じないという方がいる、さらに自分は兄弟間では無理難題をおしつけられがちである、という方から相談でした。
このまま分割協議に入っても絶対に揉めるので、弁護士をいれたいとのことでした。

相談後

相談者様の不安はもっともだと考えたため、ある程度の遺産分割協議書を用意してから弁護士を入れた話し合いをすることにしました。
懸念の方は第三者がいるからでしょうか、意外にもすんなりと話し合うことができ、円満な解決ができました。

弁護士 若松
弁護士 若松
Read More
私自身も心配していたのですが、きちんと話をしてみるとうまくいくこともあるのだと実感した例です。もちろん相手方との交渉がうまくいかない場合もありますが、事前に予想された不安が杞憂だったという点で印象的な事例です。 話し合いに弁護士を入れるという効果はやはり大きいのではないか。そう思えた事案でした。
PAGE TOP